捨てられる現金。温泉場のゴミ集積場に置かれた重箱の中身に驚愕!

重箱の写真 国内ニュース

くもり空の朝7時。

その日は燃えないゴミと資源ゴミの回収日でした。

温泉場のゴミ集積場に置かれていた不審な重箱。

中をのぞいた女性は目を疑いました!

 

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重箱の中身はゴミではなかった!

驚きの重箱が見つかったのは、石川県加賀市にある山代温泉。

開湯1,300年の歴史を持つ北陸随一の温泉場です。

山代温泉
引用元:魯山人ゆかりの宿 

現場は、温泉街の中心にある山代温泉古総湯(明治時代の総湯を復元した山代温泉のシンボル的な総湯)から約200m離れたゴミ集積場でした。

2017年8月14日、月に2回の燃えないゴミと資源ゴミ回収の日の朝。


引用元:400CHネット

ゴミ集積場の近くに住む女性(75)は、出されたゴミがきちんと仕分けされているか、いつものようにチェックしていました。

そのとき女性は、大量のゴミの中に緑色の化粧箱が置かれているのに気がつきました。

化粧箱の中を覗くと、そこには漆塗りの重箱が入っていました。

漆塗り重箱写真
引用元:ピンタレスト

女性は、重箱の中にゴミが入っていないか確認するため中を覗いてみました。

するとそこには、何かを包んだような新聞紙が並んでいました。

恐る恐る新聞紙の中身を確認してみると・・・

開けてビックリ玉手箱!
浦島太郎驚く写真
引用元:デイリーポータル

なんと新聞紙の中から出てきたのは、大量の1万円札の束だったのです!

しかも総額2,000万円という大金でした。

3段重ねの重箱にギッシリと・・・

新聞紙に包まれた大量の1万円札は、100万円ずつに束ねられ、3段重ね30センチ四方の重箱すべての段にギッシリと入っていました。

お札を包んでいた新聞紙は2005年のもので、お札は石川県で最も利用されている地方銀行である北國銀行の帯封で束ねられていました。

北國銀行
引用元:ビル景

お札は新札ではなく使用された形跡がありました。

持ち主の手がかりとなるようなものは、何も入っていなかったそうです。

驚いた女性から連絡を受けた知人女性(53)は、すぐに大聖寺警察署(加賀市)に通報しました。

通報を受ける警察
引用元:ミドルエッジ

重箱を見つけた女性は、

「誰が何のために置いたんかわからんが、とにかくビックリした。

2,000万円もの現金が近くで見つかるのは恐い。

早く持ち主が見つかって欲しい。」

と、困惑していたそうです。

 

 

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持ち主は判明しなかった!

女性が拾った現金2,000万円は、遺失物(忘れ物・落とし物)として大聖寺警察署に保管されました。

遺失物の保管期間は、遺失物法により3ヶ月と定められています。

結局、女性が現金を発見してから3ヶ月を過ぎても、持ち主は判明しませんでした。

「このまま持ち主が判明しなければ、拾った女性に所有権が移ります。

もし女性が所有権を放棄した場合、その所有権は石川県のものとなります。」

その言葉通り、現金の所有権は拾った女性に移りました。

カバンの中の札束画像 引用元:FC2ブログ

石川県警察本部によると、石川県における2016年の現金の落とし物の合計金額は、約1億3,470万円にものぼったそうです。

昨年2016年8月にも、石川県羽咋市で現金465万円の入ったカバンが拾われています。

この時も持ち主が判明せず、拾得者が所有権を得ることになりました。

しかし、この拾得者は所有権を放棄し、最終的に石川県が所有することになりました。

財布を警察に届ける子供イラスト
引用元:愛知警察

また警視庁によれば、2016年に東京都内で落とし物として届けられた現金の総額は約36億7,000万円で、過去最多だったそうです。

毎日約1,000万円もの大金が、落とし物として届けられていることになりますね。

そのうち持ち主に返されたのは約27億円。

9億円もの現金が持ち主の元に戻っていないということです。

怪しい男画像
引用元:ボケて

なぜゴミの中に現金が?

同年11月10日には京都市の廃棄物処理施設で1,200万円、翌11日には富山市の廃棄物処理施設でも1,000万円が発見されています。

廃棄処理場に現金
引用元:ITメディア

相次いで現金が捨てられている理由として、

タンス預金の増加核家族化が影響しているのでは?」

と、ある元警察関係者は推察しています。

第一生命経済研究所の調査では、2017年2月時点での国内のタンス預金の総額は約43兆円と試算されています。

1990年代後半から増え始めたタンス預金は、ここ2、3年でさらに増加。

2016年の家計調査(家族2人以上)によると、40代の家計は負債も貯蓄残高も1,000万円程度。

しかし、60歳以上では220万円の負債に対して、貯蓄額は2,300万円を超えています。

核家族化が進み、高齢者の6人に1人が1人暮らしと言われるなか、1人で多額の貯蓄を持つ高齢者が増えているのです。

札束

もし1人暮らしの裕福な高齢者が、預金の存在を家族に伝えず孤独死したら・・・

もし預金の存在を知らない遺族が、遺品の中身を確認せずに捨てたとしたら・・・

遺品の中にあった現金が一緒に捨てられる可能性は十分にあります。

ゴミの中から多額の現金が見つかる理由を断定することはできません。

しかし、もし孤独に暮らしていた老人が一生懸命貯めていたものだとしたら?

ゴミの中の現金は現代の日本のさびしい側面を映し出していると言えるかもしれません。

 

 

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