カラテカ矢部太郎ほっこり漫画「大家さんと僕」が手塚治虫文化賞短編賞!

お笑いコンビ「カラテカ」の矢部太郎さん「手塚治虫文化賞短編賞」を受賞しました。

マンガ家以外の人がこの賞を受賞するのは初めてで、お笑い芸人としても初の快挙。

矢部さんと大家さんとの交流にほっこりする、とっても素敵な漫画です!

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マンガ家以外の受賞は初!

大家さんと僕の本を持つ 矢部太郎画像
引用元:ニュー速クオリティー

お笑いコンビ「カラテカ」のボケ担当、いじられキャラの矢部太郎さん(40)

そんな矢部さんが初めて描いたマンガ「大家さんと僕」(新潮社)が、第22回手塚治虫文化賞短編賞を受賞しました。

大家さんと僕表紙

『大家さんと僕』(c) 矢部太郎(新潮社)

引用元:大家さんと僕HP

この漫画は、1階に住む大家さん(88歳女性)と、2階に住む「僕」こと矢部さんの交流を描いた実話です。

2016年から小説新潮で連載され、2017年10月に発売された単行本は、現在21万部を突破。

しかも、この賞をマンガ家以外の人が受賞するのは初めてのことなのです。

手塚治虫ファンクラブ画像
引用元:ヤフオク

受賞時の矢部さんのコメントです。

後にも先にも誰かのファンクラブに入会したのは手塚治虫先生だけです。

小学生の頃のことです。大好きな鉄腕アトムの下敷きを使っていたのですが、使いすぎて折れたり、めくれた角をセロハンテープで補強したり、下敷きとして成立していないくらいぼろぼろでした。

中学生になって友達ができず教室には居場所がなくて、休み時間はよく図書室にいました。

そこに唯一置かれていた漫画が『火の鳥』で、読んでいると、学校や自分をすごく遠くから見ることができて救われました。

僕のようなものが描いた作品を評価していただき、本当にありがとうございます。

『大家さんと僕』は手塚先生のひとつ年下になる女性のおかげで描けました。

一緒に喜べる人がいるということは、この上ないしあわせだと思います。

引用元:朝日新聞社

手塚治虫先生の大ファンだった矢部さん。

受賞した嬉しさと、大家さんと喜びを分かち合える嬉しさが伝わってきますね。

「大家さんと僕」あらすじ

8年前から一軒家の2階を借りて暮らしている矢部さん。

1階には大家さんが住んでいます。

マッカーサー元帥が好きだという、ちょっと変わった大家さんは、矢部さんを俳優だと思っています。

マッカーサー元帥
引用元:グーブログ

「ごきげんよう。」

と挨拶する大家さん。

「矢部さん、お昼に食事でもいかがですか?」

上品で言葉使いは丁寧だけど、遠慮なく食事やお茶に誘ってくる押しの強い大家さん。

矢部さんの洗濯物を勝手に取り込んだり、ことあるごとに電話をかけてきたり・・・

はじめは矢部さんも大家さんの近すぎる距離感に戸惑い、少し嫌だなと感じていました。

しかし、大家さんの温かい言葉やふるまいに触れるうちに、矢部さんの気持ちは変化していきます。

大家さんと僕画像
引用元:芸能人の自宅公開まとめブログ

読書好きな大家さんと矢部さん。

本の話をしたり、大家さんから本を貸してもらったり、感想を言い合ったり、大家さんが昔の話をしてくれたり。

大家さんとの時間は矢部さんにとって楽しいものになっていきました。

カーテンをはずしたり、庭の草をむしったり、高齢の大家さんができなくなってることを、矢部さんが手伝うことも。

手をつなぐ大家さんと矢部
引用元:ユーチューブ

いつの間にか2人の距離はどんどん縮まり、一緒に食事に出かけたり、一緒に紅白を見たり、一緒に旅行したりするほどになっていきました。

「矢部さんがいてくださると安心。」

「寿命が延びたわ。」

と言ってくれる大家さん。

仲良くする秘訣を聞かれた矢部さんは、

「そうですね……。

大家さんから必要としてくれてるなっていう感じがして、それが嬉しかったのかもしれません。

何か頼まれて、それに応えるのが嬉しかったと思うんですよね。」

と答えています。

お互いを思いやりながら、必要とし合いながら、他人だけど親子のような、年は離れているけど親友のような、素敵な関係を育んできたのですね。

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矢部太郎プロフィール

矢部太郎画像
引用元:ウートピ

【本名】   矢部太郎(やべ・たろう)

【生年月日】 1977年6月30日

【出身地】  東京都東村山市

【血液型】  AB型

【身長/体重】158㎝/40kg

【趣味】   世界各国の歯ブラシ集め

【事務所】  吉本興業

矢部さんの父親は、絵本作家のやべみつのりさんです。

やべみつのり画像
引用元:PICBON

東京学芸大学に入学するも、学費が払えず除籍になった矢部さん。

幼いころは朝から晩まで父とつくしを採って食べていたといいます。

トンカツの衣をとって食べるほど脂っこいものが苦手な矢部さんは、非常に良く噛んで食べるため食事に時間がかかるそうです。

また、「進ぬ!電波少年」の企画でさまざまな国に行った矢部さんは、11ヶ月でスワヒリ語、モンゴル語、韓国語、コイサンマン語の4か国語を習得

後に「テレビで中国語」に生徒役で出演し、中国語も学んでいます。

テレビで中国語矢部太郎画像
引用元:アマゾン

「クイズ!ヘキサゴンⅡ」で、初出演で1位を獲得した数少ない出演者の1人。

「決定!これが日本のベスト100全国一斉○○テスト」で伊集院光らを抑え雑学王に輝いたことも。

2007年3月には、気象予報士の資格も取得しています。

しかし、生番組の天気予報を担当した際に、緊張すると股間を触るという癖が出てしまい苦情が殺到。

降板させられてしまいました。

矢部太郎天気予報画像
引用元:ツイッター

つかこうへい作・演出の作品など、舞台での活躍も。

自宅では漢字検定などの勉強をして過ごすことが多いそうです。

矢部さんは、とても勉強家なんですね。

経歴を見ると、お笑い芸人としての活躍以外の活躍が多いようです。

ネットの反応

素敵。いつか大家さんみたいなご婦人になりたいわ〜。
引用元:読書メーター
味わいのある絵だった。
引用元:読書メーター
読んでいてとても優しい気持ちになる。わたしもいつも自分のことばっかり。大切なひとにちゃんと時間をかけて向き合いたいなと思えるステキな一冊でした。心がガサガサになった時にまた読み返したいです。
引用元:読書メーター
最近あちこちの本屋さんで平積みになっているなあ…と、手に取ったら、なんですかこの癒される内容!最後の展開にドキドキしましたが、ほっこりなオチににっこり。出会いって本当に面白いなあ。お二人に幸せあれ!
引用元:読書メーター
何かほっこりする
引用元:2ちゃんねる
一気に全部読んじまったぜ
最新話で最終回らしい
引用元:2ちゃんねる

大家さんと矢部さんの、ほっこりするお話はもちろんのこと、なんとも言えない味わいのある絵にも癒されます。

ぜひ、手に取ってみられてはいかがでしょうか。

受賞から4か月後、旅だった大家さん

矢部さんの受賞から約4か月後の2018年8月23日。

「大家さんと僕」の大家さんが亡くなられたことを、矢部さんがTwitterで公表しました。


美しい言葉で、丁寧に心のやり取りをされていた大家さん。

温かい時間のおすそ分けをくださったことに感謝するとともに、ご冥福をお祈り申し上げます。

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