大田区・父親殺害の慶応大生、鳥屋智成被告。鑑定留置後に起訴

事件現場画像 事件

2018年1月、東京都大田区の自宅で、慶応大学生の鳥屋智成(とりやともなり)被告が父親を殺害した事件。

6月12日、東京地検は、鑑定留置されていた鳥屋被告を殺人の罪で起訴しました。

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事件の概要

2018年1月18日。

父親の鳥屋多可三(たかみ)さん(58)を殺害したとして逮捕されたのは、慶応大学生の鳥屋智成(とりやともなり)被告(20)です。

鳥屋被告画像
引用元:Twitter

事件が起きたのは、1月18日の午後10時10分ごろ。

酒を飲み、酔った状態で帰宅した父親の多可三さんが、リビングにいた鳥屋被告の弟と口論になりました。

弟が、多可三さんから借りたジャージを“どこにやったかわからない”と話したことから、弟に対する説教が始まったとのこと。

多可三さんと弟が言い争う声を隣の部屋で聞いていた鳥屋被告。

部屋から出ると、多可三さんと弟の口論に割って入りました。

そして、

「やり過ぎじゃないのか。

やめないと刺すぞ。」

家にあった刃渡り約13cmの果物ナイフで、多可三さんを刺したのです。

事件現場画像
引用元:TBS NEWS

左胸を一突きされた多可三さん。

搬送先の病院で死亡が確認されました。

別の部屋にいた母親が119番通報し、田園調布署は鳥屋被告を現行犯逮捕。

逮捕直後の警視庁の調べに対し鳥屋被告は、

「感情的になって父を刺した。」

と話しました。

鳥屋被告画像
引用元:TBS NEWS

今年の2月からおよそ4か月間、鑑定留置されていた鳥屋被告。

鑑定留置
被疑者や被告人が、精神障害などで刑事責任能力を問えない可能性がある場合に、精神や心身の状態を鑑定するため、病院などの施設に留置すること。

その結果、刑事責任を問えると判断した東京地検は、6月12日付けで鳥屋被告を起訴しました。

父親と弟の口論を止めに入った鳥屋被告。

鳥屋被告の人柄や、家庭の様子はどのようなものだったのでしょう。

 

鳥屋被告の家庭環境は?

鳥屋被告は、父親の多可三さんと母親(50)、高校生の弟(17)の4人暮らしでした。

多可三さんは慶応大学法学部卒。

公益社団法人に勤務後、旧社会党の上田哲元衆院議員の秘書を経て、2011年、不動産管理業「ブルースカイリビングサポート株式会社」を設立。

代表取締役を務めていました。

華々しい経歴の多可三さん。

ちなみに鳥屋被告の祖父も、昭和の伝説の漫才コンビと言われた「コロムビア・トップ・ライト」の2代目ライト(本名・鳥屋二郎)です。

鳥屋被告父親画像

父親の多可三さん

引用元:TBS NEWS

鳥屋被告は、慶応大の付属校である慶應義塾湘南藤沢中・高等部出身。

現在は、慶応大学経済学部の2年生です。

鳥屋被告の弟も慶応高校に進学。

中・高等部では空手部に所属していた鳥屋被告。

鳥屋被告について、同じ空手部に所属していた同級生は、

人を殺すような人じゃない。

信じられない。」

「電車でもよく人に席を譲ったりしていた。

いつも他人のことを考えているようなタイプだった。」

と話しました。

 

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暴力を振るわれていた家族

鳥屋被告画像
引用元:TBS NEWS

同級生によれば、中学時代の部活終了後、胴着を脱いだ鳥屋被告の体にあざがあったそうです。

どうしたのか尋ねると、鳥屋被告は、

親に殴られた。

父親は本当に厳しく、面倒くさい。」

と答えていたそうです。

鳥屋被告は、ごく一部の親しい友人には、多可三さんが弟や母親にまで暴力をふるうことを明かしていました。

公認会計士を目指していた鳥屋被告。

スーパーでレジ打ちのバイトをしながら大学に通い、あわせて公認会計士資格の学校にも通っていました。

鳥屋被告の同級生は、勉強についていけないと感じていた鳥屋被告が、資格の学校をやめたいと話すのを聞いていました。

しかし、

「彼の父のことは同級生なら何となく知っていますが、資格学校をやめたいなんて言えば、鉄拳が飛んでくるでしょう。」

と、多可三さんの暴力を恐れて言い出せなかったのではとも語っています。

父親の多可三さんは自身のフェイスブックで、

「もはや力では抑えられず、議論するしかない日々です。」

などと、息子との関係について述べていました。

大きくなるまでは力で抑えていたということでしょうか・・・

 

事件の現場は

事件の現場となったのは、東京都大田区南雪谷(みなみゆきがや)にある鳥屋被告の自宅です。

犯罪発生率が東京23区中、5位という大田区。

しかし、富裕層が住む田園調布が近い南雪谷は、防犯意識が高く比較的治安が良い地域とされています。

 

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ネットの反応

これは確か父親に問題があったんではなかった?加害者の弟を執拗に叱責して守るためじゃなかったか?

引用元:Yahoo!映像ニュース

加害者の青年が爽やかな犯罪者らしからぬルックスだったのを覚えている。
弟への叱責を見て、いてもたってもいられずの殺害だったような。
毒親や虐待の可能性もある。
十分な捜査をお願いしたい。
弟のケアもなんとかしてほしい。

引用元:Yahoo!映像ニュース

この人は更生できるよ。そっとしておくべき。
新幹線などの方を社会に出ないように追ってほしい。

引用元:Yahoo!映像ニュース

確かに罪を犯したけどこの被告は間違っていないのでは。父親の家庭の中での暴動。母親や弟に対しての叱責や暴言、厳しすぎるルール。
家族を守るのにやむを得ず犯したけど、彼は更正すると思う。

引用元:Yahoo!映像ニュース

弟を守るための行動だったんですよね。
父親も子供たちの将来を考えて厳しくしていたんだろうと思いますが、行き過ぎてたんでしょうね。
更生の余地を残して寛大な処分をお願いします。

引用元:Yahoo!映像ニュース

鳥屋被告の更生を願う声がとても多く見られました。

鳥屋被告の父親の厳しさも、父親なりに家族を思ってのことだったのかもしれません。

しかし、暴力で言うことを聞かせ、自分の思う通りに動かそうとすることは教育や躾とは言えないでしょう。

鳥屋被告は自分に対する暴力だけでなく、弟や母親に対する暴力もあったことに耐えかねたのかもしれません。

殺人は肯定されるものではありません。

しかし今後、鳥屋被告が良い出会いに恵まれ、新たな人生を歩むことを願ってやみません。

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