奈良市の奈良公園で、首に矢のようなものが刺さったシカが見つかりました。
被害にあった母ジカのそばには子ジカが寄り添っていました。
国の天然記念物に指定されている、奈良公園のシカ。
警察は、文化財保護法違反の疑いで捜査しています。
事件の概要
2018年6月13日の昼ごろ、
「シカの首に矢が刺さっている。」
という通報が相次ぎました。
連絡を受けた保護団体の職員は、奈良公園近くのシカの保護施設“鹿苑”付近で、首に矢のようなものが刺さった1頭のシカを発見。
エサでシカをおびき寄せ、麻酔で眠らせて保護しました。
引用元:日テレNEWS24
シカの首に刺さっていたのは、長さ15センチほどの、鉛筆の芯に紙を巻いた筒状のもの。
引用元:日テレNEWS24
被害にあったのは、春に子どもを産んだばかりの母ジカでした。
発見された時、矢のようなものが刺さった母ジカに、子ジカが寄り添っていました。
引用元:日テレNEWS24
幸い傷は浅く、鉛筆の芯を抜きとって治療されたシカは、元気に走り回っていたそうです。
翌日14日の午前9時には解放され、無事、子ジカが待つ群れに戻ることができました。
引用元:日テレNEWS24
“奈良のシカ”として国の天然記念物に指定されている、奈良公園のシカ。
警察は、人間による悪質ないたずらとみて、文化財保護法違反の疑いで調べています。
奈良のシカについては、8年前にも肉を売る目的でボウガンで撃たれ死亡する事件が起きています。
犯人の男女は逮捕され、有罪判決を受けました。
人間の都合で罪もないシカを傷つけたり殺めたり・・・
卑劣な行為です。
事件の現場は
事件の現場となったのは、奈良公園近くの春日大社参道の南側に位置する、鹿苑(ろくえん)付近です。
奈良県奈良市春日野町(かすがのちょう)にある鹿苑。
奈良のシカの保護施設である鹿苑では、保護されているシカを見学したり、シカの生態や歴史について学んだりすることができます。
人とシカとの共生について考え、守っていくための場所なのです。
ネットの反応
こーゆーのみると、辛い思いでいっぱい
怪我が浅くて良かった。。引用元:Yahoo!映像ニュース
神の使いに罰当たりな
引用元:Yahoo!映像ニュース
毎回吹き矢とかの事件を見て思うが何を思ってするのか理解に苦しむ。
おふざけでも、許される事では無いでしょう。
鹿が無事でなによりです。引用元:Yahoo!映像ニュース
許せれないわ。動物にまで危害を加える人は、他に何かやらかしそうで怖いわ。
引用元:Yahoo!映像ニュース
こういうのがエスカレートして対象が動物から人に変わったりもするから犯人見つかれば良いな。
引用元:Yahoo!映像ニュース
以前も、頭に矢のようなものが刺さったユリカモメや、矢が頭を貫通したサルが見つかったりしています。
引用元:テレ朝news
刺さる場所が少しずれて目に刺さっていたら失明していたかも知れません。
コメントにもあるように、命に対してこのようなことができる人は、ターゲットを徐々に人間へとエスカレートさせる恐れがあります。
何らかの目撃情報はないのでしょうか・・・
犯人が捕まって欲しいと切に願います。
生き物に矢を放ったり虐待したりする事件はたびたび起きています。腹立たしい限りです。⇒
矢のようなものが刺さったユリカモメ!70歳男性宅で矢のようなもの発見
東京都・井の頭公園で背中に矢のようなものが刺さったカモ見つかる
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