新潟県の国上寺・ネットで炎上した言葉を供養“無料でお焚き上げします”

炎上イラスト 国内ニュース

SNSやブログなどの発言に対して、非難や誹謗中傷が殺到する“炎上”。

知名度や売り上げアップを狙った炎上商法でもない限り、炎上は気持ちのいいものではありません。

そんな“炎上した発言”を供養し、心の整理を手伝ってくれるお寺があらわれました。

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炎上した言葉を“炎”で供養

炎上を現代型の災難ととらえ、“炎上の供養”を始めたのは、新潟県燕市国上(つばめしくがみ)にある国上寺(こくじょうじ)です。

国上寺画像
引用元:国上寺HP

供養の仕方は、炎上した発言が印刷された紙を撫木(なでぎ)と呼ばれる木片に貼り付けて焚き上げ、お経を読むというもの。

お焚き上げ(おたきあげ)
古来より日本では思いを込めたものには気持ちが宿ると考えられている。そのものが不用になったとき、感謝の気持ちを込めて神聖な火で燃やし天上へ還す儀式。

炎上供養を発案したのは、国上寺の山田光哲住職(51)です。

山田住職自身がブログの発言で批判を受けた経験から、

「個人間の小さな炎上を含め、思いがけない非難を受けて誰にも相談できず悩んでいる人は多いはず。」

「(炎上供養が)ネットとの関わり方を顧みるきっかけになれば。」

と考えたそうです。

10月2日に開設された“炎上供養のサイト”

炎上した発言をコピーして送信すれば、住職らが撫木に書き入れ護摩の火にくべ、供養してくれるとのこと。

護摩(ごま)
密教の儀式。火は迷いを焼きつくす力を意味するため、火炉のある護摩壇で護摩木を焚いて祈願する。

毎年10月の第1日曜日に国上寺で行われている「火渡り大祭」。

今年(2018年)は10月7日に開催され、炎上供養が行われました。

火渡り大祭画像
引用元:国上寺HP

住職らがお経を唱えながら火の上を歩いて渡ったあと、個人や企業から寄せられた炎上発言を火にくべ、焚き上げて供養。

ネット上での今後の“無病息災”も祈願しました。

10月5日までに応募された炎上発言は467件にものぼったそうです。

山田住職は、

「仏教は救済が教義ですので、現代社会に合わせた供養をすることで、炎上してしまった方の気持ちの整理につながればと思います。」

とも話しました。

《炎上供養専用サイト》

炎上供養の専用サイトはこちら→https://www.kokujouji.com/kuyou/

メールアドレス→info@kokujouji.com

炎上した発言をコピーしたデータや、炎上ツイートの画像などを専用サイトからアップロードすることで奉納できます。
(24時間年中無休)

炎上発言は炎上にあった当事者のもの限定。

供養は無料です。

 

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国上寺とは

炎上供養を行っているのは、新潟県燕市国上(つばめしくがみ)1407番地にある国上寺(こくじょうじ)です。

西暦709年(和銅2年)に建立された国上寺。

新潟県で最も古い寺といわれています。

戦国武将の上杉謙信公や、良寛にゆかりがあり、源義経や弁慶、親鸞聖人なども立ち寄った由緒あるお寺とのことです。

ネットの反応

”炎上”したものを更に”火”をつけるというのはすごい発想ですね(笑)

引用元:Yahoo!映像ニュース

堅い考え方だと思われるかもしれないけど、日本の古くからのお寺文化はITや流行文化に左右されず、昔からのまま変わらずに高尚な存在であってほしいと思う。なんていうか、本来のお焚き上げが安っぽいイメージに変わってしまう気もする。

了法寺の萌え寺?とかもすごく違和感を感じる。
このご時世だから生計のための苦肉の策なのかもしれないけど。

引用元:Yahoo!映像ニュース

すごい。お炊き上げをして浄化してしまうということね。炎上や祭りは最近は殆ど叩きたいだけでやってるから神仏が介入したってラインを引いてやればやってる方もストップしやすいかも知れない。

引用元:Yahoo!映像ニュース

少しインチキ臭いけどコンセプトは面白いかも。それに「嘘から出た真」みたいに新しい時代に沿った価値のある行為や価値観に結びつきそう。

日本人の美点は許す心にあったのに、昨今は病的なほどの精神的な潔癖症で絶え間なく生贄を探して攻撃し続ける風潮が続いてる。

そういうのに歯止めをかける何かが必要だから、このサイトやそれらを求める心が時代を変えることに役立てばいいんだけども。

引用元:Yahoo!映像ニュース

詳しいことは不明だが、素晴らしい発想だと、感心した。
炎上したサイトや記事を読むと、うつ病がうつったみたいな嫌な気持ちのなる。出来るだけ、そのウダウダを鎮めたいと思って、逃げるようにしているんだけど、こういうのは自力で逃げられない時は必要。

引用元:Yahoo!映像ニュース

こういう、新しいことにチャレンジするお寺があってもいいと思うよ。
檀家の高齢者には何のことか意味が分からなくて、批判も来ないと思う。

引用元:Yahoo!映像ニュース

いいね。炎上は人間の業の塊だから、人知を超えたもので、リセットした方がいい。

引用元:Yahoo!映像ニュース

効果の有る無しではなくて
炎上した本人に「あなたの炎上を供養しました」というひと言でその人が救われた気分になれたらOKな気がします

引用元:Yahoo!映像ニュース

話題作りのためとはいえこれは「寺」がやることなんだろうか?
個人的にはこういうお寺には足は向かわないかな。

引用元:Yahoo!映像ニュース

なんか宗教の範囲としては違和感覚えるけど
本来 寺は民衆の心のよりどころだろうから
そう言うのもアリなのかな?

引用元:Yahoo!映像ニュース

お寺らしくないとか、商業利用だとかいう声もありました。

このような取り組みに抵抗感を示す方も多いと思います。

しかし、最後のコメントにもあるように“民衆の心のよりどころ”であるはずのお寺が、現在そうなっていないのが現実ではないでしょうか。

今、日本は、若者の死因の1位が自殺(2017年)という異常事態です。

日本全国にどれほど多くのお寺があることか。

そのうちどれだけのお寺が、人の心を支え、救っていると言えるのか。

お寺がお年寄りが集まるだけの場所になっているのはもったいないです。

亡くなられた方の面倒を見るだけがお寺の役目ではないでしょう。

若者を生かすことにも力を入れて欲しいものです。

炎上供養の取り組みは、少なくともこれまでお寺に縁のなかった人にも、お寺を身近な存在に感じてもらうきっかけにはなるのではと思います。

 

 

ネット上のいさかいが殺人にまで発展する事件もありました。⇒

福岡・有名ブロガーHagexさん刺殺。低能先生こと松本英光容疑者逮捕

 

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参考:新潟 NEWS WEB新潟日報モア

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