コロコロコミックが世界的ブームを生み続ける理由!ジャンプにも負けない!?

1990年代後半から現在に至るまで、右肩下がりの出版不況。

そんな中、なぜか少年誌月間コロコロコミックの発行部数だけは安定しているそうです。

そこには少しお下劣な秘密が隠されていました!

スポンサーリンク


子供にウケ続ける不滅のテーマ!?

コロコロチャンネル画像引用元:コロコロチャンネル

創刊40周年を迎え、いまだ小学生男子人気ナンバーワン少年誌、月刊コロコロコミック(以下:コロコロ)

“コロコロと分厚く、コロコロと笑える”が誌名の由来だそうです。

ドラえもん・インベーダーゲーム・ポケットモンスター・妖怪ウォッチ、小学生男子は、これらの世界的ブームの火付け役となってきました。

コロコロがターゲットにしている小学4年生から6年生の男子は、全国に約150万人います。

それに対し、コロコロの発行部数は約80万部。

この年代の子供の2人に1人がコロコロを読んでいることになります。

コロコロコミックを持つ少年画像
引用元:*iokona日記*

1977年の創刊以来、コロコロが変わることなく子供たちを笑わせ、喜ばせ続けているのはなぜでしょう?

その秘密は、コロコロが扱う漫画のテーマにありました。

他の少年誌のテーマが『仲間や努力のドラマ』なのに対して、コロコロの漫画のテーマは一貫して『うんこ・ちんちん』


うんこイラスト
引用元:ニコニコ静画

小学生男子が大好物な鉄板ネタなのです。

小学生女子がはやばやと恋愛やオシャレに興味を持つのに対し、男子は『うんこ』や『ちんちん』が出てくると無条件に喜んでしまう・・・

時代が変わっても、この傾向はまったく変わっていないそうです。

「へんちんポコイダー アニメ」の画像
引用元:ヤフー知恵袋

普段、大人の前で口に出すと怒られる『うんこ・ちんちん』が、漫画の中で思いきり表現されているのを見て、子供たちはスッキリするようです。

走るうんこイラスト

“ダメと言われることをしたくなる!”子供たちの冒険心は強いですよね。

コロコロの編集部では、このテーマをつらぬく編集部の方針を『うんこ・ちんちん原理主義』と呼んでいます。

保護者からのクレームは?

子供たちにとっては大好きな『うんこ・ちんちん』ですが、子供に悪影響だとかなんとか、親御さんからのクレームは来ないのでしょうか?

その件について、コロコロの和田誠編集長は、

コロコロ和田編集長写真
引用元:イザ

「コロコロはちょっと特殊な雑誌なんです。

毎月購読している大人が何万人もいるわけではありません。

基本的には、閉ざされた世界

大人が入り込みにくいので、子どもたちだけが楽しんでいるといったこともあって、男の子たちも安心して読んでいるのではないでしょうか。

どういった作品が掲載されているのか、どういった表現をしているのか、ということを大人は気づいていないかもしれません。」

と話しています。

知らぬが仏ということでしょうか・・・

うんこドリル画像
引用元:バンプレナビ

『うんこ』と言えば、すべての例文に『うんこ』という言葉を使った『うんこ漢字ドリル』が、2017年3月の発売からわずか2カ月で、220万部を超える大ヒットとなりました。

2017年6月には、女性誌である『週刊女性セブン』のとじ込み別冊付録に『うんこ漢字ドリル』の大人版が登場するほどの人気ぶり。

遊びにも勉強にも大活躍の『うんこ』

『うんこコンテンツ』の市場価値の上がりように、親御さんたちも『うんこ』を馬鹿にできなくなりますね。

スポンサーリンク


ライバル誌の編集者も褒める!!

多くの子供たちは、家庭用ゲーム機・カード・ミニ四駆・ハイパーヨーヨー・ベイブレードなどで日々熱いバトルを繰り広げています。

コロコロおもちゃ画像
引用元:息子の下手な工作館

ポケモンGOに至っては、スマホをもってウロウロする人が全世界に現れ、社会現象にまでなっています。

コロコロ創刊から現在まで、コロコロを通して、たくさんのブームが起こりました。

コロコロ編集部は、ブームにしたいものを巻頭記事に書いたり、ブームとなっているものが分かるカタログやイベント情報を書いたりと、様々な工夫をしています。

また、子供たちの興味をそそる付録も、ブームに火をつけるのを手伝っているようです。

コロコロの歴史本『定本コロコロ爆伝!!』の編集者である渋谷直角さんは、

「“漫画の魅力”がすべてのジャンプに対し、コロコロはカタログ誌でもあり、物欲を刺激する。」

と語っています。

渋谷編集者画像
引用元:ちゅらぱん

ブームとなるもののネタは、読者イベントなどで子供たちの欲望を感じ取り、子供たちの趣味の多様さに対応できるよう考えているそうです。

また、編集部員が子供の頃に流行ったものを今に結びつけたり、オモチャやゲームのメーカーと一緒に企画を考えることもあるそうです。

いったんブームが起きれば、コロコロに興味を示さなかった部類の子供たちも、ブームのおもちゃで遊ぶためにコロコロを読み始めるというパターンもあるようです。

あの『週刊少年ジャンプ』元編集長の鳥嶋和彦も、コロコロについて次のように語っています。

ジャンプ元編集長・鳥嶋和彦写真
引用元:電ファミコゲーマー

「(コロコロは)ジャンプが、サンデーやマガジンになっていかないためのチェッカーでもあるんだよね。」

「ジャンプはキャラクターを中心に作ってきた雑誌。

マガジンはドラマで作っているから方法論がまったく違う。

(中略)本当にこっちが意識してほしいのはコロコロなんだ。」

あれだな、やっぱりコロコロは気になる雑誌だったからね。

ひと言で言うと、コロコロの編集部だけが、小学館のマンガ雑誌の中で唯一編集者が働いているところだと思う。

他のマンガ雑誌はねー、悪いけど、ぜんぜん仕事してない!

出版不況に負けず発行部数を保ち、大きなブームを起こせているのは、超売れ筋ライバル誌の編集者が褒めるほど、『コロコロコミック』ががんばっているからなのですね!

コロコロイベント子供たち写真
引用元:ダヴィンチニュース

コロコロという響きを聞くと、子供の頃に待ち望んでいた発売日の嬉しさを思い出します。

これからも、ブレることなく『うんこ・ちんちん原理主義』をつらぬき、子供たちにたくさんの笑顔と楽しさを与え続けて欲しいですね!

少年ジャンプが生んだ原哲夫先生と荒木飛呂彦先生が対談。

新人時代の秘話を語り合いました。⇒

「北斗の拳」「ジョジョの奇妙な冒険」の作者が対談!明かされる新人時代の秘話!

スポンサーリンク


シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする