富山・発砲事件で2人殺害の島津慧大容疑者は即応予備自衛官だった

富山市の交番で、島津慧大(しまづけいた)容疑者が警察官を刃物で刺し拳銃を奪った事件。

警察官と警備員、2人の男性が死亡。

事件発生時、即応予備自衛官だった島津容疑者。

逮捕時に撃たれ意識不明の重体となっていましたが、事件の翌日には意識が戻り、警察は動機の解明などに向け調べを進めています。

スポンサーリンク


事件の概要

6月26日午後2時ごろ、富山市久方町にある奥田交番に男が押し入りました。

男は、アルバイト店員で元自衛官島津慧大容疑者(21)=富山県立山町末三賀(すえさんが)=。

当時、交番には警察官と交番相談員の2人がいました。

奥田交番画像
引用元:日テレNEWS24

裏口のドアをノックするような音を聞き、確認しようとした2人。

すると、刃物を持った島津容疑者が突然押し入ってきたのです。

島津容疑者は、警察官を刃物で刺し拳銃を奪いました。

その後、島津容疑者は、いったん住宅街に向かった後、道路を挟んで向かい側にある奥田小学校の敷地に侵入。

小学校の正門付近にいた警備員に向けて発砲しました。

事件現場画像
引用元:日テレNEWS24

刺されたのは、交番の所長で警部補の稲泉健一(いないずみけんいち)さん(46)=富山市宝町2丁目=。

撃たれたのは警備保障会社勤務で、警備員をしていた中村信一(なかむらしんいち)さん(68)=富山市高島=です。

県立中央病院に搬送された稲泉警部補は、腹部を中心に30数ヶ所を刺され、出血性ショックで死亡。

左手の掌には弾が貫通した跡がありました。

銃弾が右頬から後頭部まで貫通した中村さんは、搬送先の富山赤十字病院で、大脳くも膜下出血での死亡が確認されました。

事件発生当時、稲泉警部補と一緒に交番にいた交番相談員が、近隣住民に助けを求め110番。

発砲音を聞いて駆けつけた警察官2人に対し、島津容疑者は刃物を持って突進してきました。

状況説明図
引用元:日テレNEWS24

2人の警察官は警告し、それぞれが1発ずつ発砲。

10人ほどでいっせいに取り囲み、島津容疑者の身柄は確保されました。

交番の裏口から侵入した時、島津容疑者は斧と2本のナイフ、計3本の刃物を持っていました。

1本の刃物は交番の裏に落ちており、後の2本は身柄確保の際、島津容疑者が手にしていたそうです。

さらにリュックの中には、ハサミや山刀(山林での作業に用いられる刃物)なども数点入っていました。

様々な刃物を所持していた島津容疑者は、稲泉警部補の腰と拳銃をつないでいた吊りひもを切断していました。

左胸に命中した弾により、意識不明の重体となっていた島津容疑者。

6月27日に意識は戻り、29日には話ができるまでに回復しました。

警察は、動機の解明などに向けて捜査を進める方針です。

更新情報

7月22日、入院先の病院で島津容疑者が、

「警察に殺されかかった。

普通に歩けない体になった。」

などという趣旨の話をしていることがわかりました。

反省しているという感じではなさそうですね・・・

事件直前バイト先の店長に暴行

中学時代の島津容疑者です。

 島津容疑者顔画像
引用元:テレ朝news

島津容疑者は両親と姉の4人暮らし。

中学の途中から不登校になり、卒業後は家に引きこもっていたそうです。

中学時代の同級生は、島津容疑者について、すぐ手をあげるという感じだったと話しています。

また、あいさつができて良い子だったという近所の人の声がある一方で、季節の変わり目になると夜中に家で暴れて、パトカーが来ることもあったという話も。

事件直前までファストフード店でアルバイトをしていた島津容疑者。

事件当日、仕事をしようとしない島津容疑者を注意した店長に、暴行を加えていたことがわかっています。

そのまま店を出て行った島津容疑者は、家族に対して、

「店長を殴って店を辞めた。

自分の物を片付けて欲しい。」

と連絡していたそうです。

店長はろっ骨を骨折していました。

スポンサーリンク


即応予備自衛官だった島津容疑者

その後、2015年3月から2017年3月まで陸上自衛隊金沢駐屯地で勤務。

元自衛官だった島津容疑者。

事件発生当時は即応予備自衛官(そくおうよびじえいかん)でした。

広報に載った島津容疑者画像
引用元:日テレNEWS24

自衛隊では、普段は他の職業に就いている元自衛官を、予備の要員として任用する「予備自衛官等制度」を設けています。

即応予備自衛官・予備自衛官・予備自衛官補の3種からなる予備自衛官。

その中でも、即応予備自衛官は即応性の高い予備要員

高い錬度(能力や技などが熟練していること)が期待され、非常事態などに招集されるのです。

発射訓練を行う即応予備自衛官画像
引用元:Wikipedia

即応予備自衛官になるには本人の志願が必要。

自衛官として1年以上勤務し、退職後1年未満の元陸上自衛官、またはすでに陸上自衛隊の予備自衛官である者が志願した場合に、選考によって採用されます。

即応予備自衛官だった島津容疑者は、自衛官としての能力は高かったということなのでしょうか。

しかし、自衛隊に勤務していた当時にも、上司を殴るなどのトラブルがあったこともわかっています。

事件の現場は

島津容疑者が押し入ったのは、富山県富山市久方町14−24にある富山中央警察署奥田交番

道路を挟んで、斜め前に奥田小学校があります。

警察から小学校に連絡が入ったのは午後2時10分ごろ。

教諭らは、児童に状況を見せないよう配慮しながら、児童約400人を体育館に誘導、避難させました。

教諭らは刺股(さすまた)やほうきを手に警戒。

奥田小学校画像
引用元:日テレNEWS24

児童らは、

「不審者が出たので、ここで待つように。」

という指示を、落ち着いて聞いていたそうです。

学校は犯人確保の知らせが入った後、午後3時半頃から、迎えに来た保護者らに児童の引き渡しを始めました。

ネットの反応

昨日は代々木で今日は富山で;
こんな事件が当たり前になってほしくないですね;
亡くなられた警官の方にはご冥福をお祈り申し上げます

引用元:Yahoo!映像ニュース

最近おかしな輩が多くて、自分もいつ巻き込まれるかわからないですね。

引用元:Yahoo!映像ニュース

何故警察官が殺害されなくては為らなかったのか。
小学校を狙った無差別殺人だったとしたら絶対に許せない。

引用元:Yahoo!映像ニュース

子供達に危害が及ばなかった事は不幸中の幸いだけど、亡くなられた方にもご家族がいると思うと、本当に辛い。
新幹線での事件もそうだけど、なぜ全く関係の無い人を狙うのか。絶対に許せない。自分を刺せばいいのに。

引用元:Yahoo!映像ニュース

市民に一番近いところで働く交番警察官の人数が少なすぎます。もう日本も安全な国ではありません。体制の強化が必要。亡くなった警察官、市民の方のご冥福をお祈りします。

引用元:Yahoo!映像ニュース

島津容疑者が、なぜ拳銃を奪い小学校に向かったのか、容体が回復しなければ動機を聞くことはできません。

しかし、動機が解明されたとしても、稲泉警部補と中村さんは帰ってきません。

亡くなった中村さんは、交番から約100m離れた奥田小学校で、校舎の耐震化工事のため工事車輌の誘導などをしていました。

校長の話によれば、中村さんは車輌の誘導のみでなく、子どもたちの安全にもよく気を配ってくれる方だったとのこと。

わけもわからず突然命を奪われた、稲泉警部補と中村さん。

やりきれません。

今はとにかく、お2人のご冥福をお祈りいたします。

スポンサーリンク


シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする