インフルエンザの予防と対策。インフルエンサーと名前が似てるワケも!

インフルエンザ予防 お役立ち

日本で年間約1万人死亡すると言われる、こわ~い感染症インフルエンザ。

カゼとはどう違うのか、予防法や対処法を知り、その脅威から身を守りましょう。

また、近年よく耳にするインフルエンサーという言葉。

インフルエンザと似ていることには、納得のワケがありました!

 

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インフルエンザとカゼの違い

カゼの症状

鼻かぜイラスト

引用元:萌えオタニュース速報

カゼは、ウイルスによる鼻からのどまでの上気道の感染症です。

カゼのウイルスは200種類以上あると言われています。

それらのウイルスに感染すると、のどの痛み・鼻水・クシャミ・咳・頭痛などの症状が比較的ゆっくり現れます。

発熱することもありますが、インフルエンザほど熱はあがらず、重症化することもあまりありません。

ただし高齢者や、別の病気を抱えている人、体力や免疫力が落ちている人などは、肺炎に進行するおそれもあります。

年間を通してかかる可能性があり、季節の変わり目や疲れがひどいときなどは、特に注意が必要です。

インフルエンザの症状

インフルエンザ症状イラスト
引用元:りんたの365日日記帳

インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することで起こります。

インフルエンザウイルスにはA型・B型・C型という3つの型があり、その年によって流行する型は違います。

インフルエンザの感染力は非常に強く(A型とB型は特に強い)日本では毎年約10人に1人が感染しています。

のどの痛みや鼻水などのカゼと同じ症状もありますが、38℃以上の発熱・頭痛・関節痛・筋肉痛・全身倦怠感など、全身の症状比較的急速に現れるのが大きな特徴です。

子どもの場合は、まれに急性脳症を引き起こすこともあります。

また高齢者や免疫力が低下している方が、肺炎になったり重症化したりする可能性が高くなります。

流行時期は12月~3月(1月~2月がピーク)ごろですが、5月ごろまで続くこともあります。

インフルエンザを防ぐには?

流行する前にワクチンを接種する

ちゅうしゃき先生 画像
引用元:FC2ブログ

ワクチンを接種しておけば、感染しても発症する可能性が低くなると言われています。

また発症してしまっても、症状が重くなるのを防ぐという報告もあります。

咳エチケットで飛沫感染を防ぐ

飛沫感染(ひまつかんせん)とは、感染者のクシャミやセキの飛沫(細かな水滴)と一緒に飛んだウイルスを、口や鼻から吸い込んで感染することです。

学校や満員電車など、人が多く集まる場所での感染が多く、インフルエンザの主な感染経路になっています。

クシャミする人イラスト
引用元:クレイジー

飛沫感染を防ぐ方法は以下の通りです。

  • 人に向けて咳やクシャミをしない。(咳エチケット)
  • 咳やクシャミが出るときはマスクをする。
  • マスクなしで咳やクシャミをするときは、ティッシュや手で口と鼻を覆い人から顔をそらす。
  • 鼻水や痰のついたティッシュは、すみやかに捨てる。
  • 手のひらで咳やクシャミを受けたら、すぐに手を洗う。

感染者がこのように心がけ、ウイルスをまき散らさないようにすることが重要です。

ただし、不顕性感染(ふけんせいかんせん)といって、インフルエンザに感染しても症状が出ない場合や、カゼのような症状しか出ない場合もあります。

その場合、本人も周囲も感染していることに気づかず、感染を広げてしまうおそれがあります。

手洗いで接触感染を防ぐ

接触感染とは、感染者がクシャミや咳を受けた手で触った物を、別の人が触って感染することです。

電車やバスのつり革、ドアノブ、スイッチなど、大勢の人が使うものにはウイルスがつきやすく、これらを触ると感染する可能性が高くなります。

接触感染は手を介しての感染なので、予防には石けんでの手洗いが効果的です。

正しい手の洗い方イラスト
引用元:政府広報オンライン

意外にもウイルスは石けんに弱く、正しい方法で洗えば、手についたウイルスの多くを取り去ることができるのです。

帰宅時や調理の前後、食事前など、こまめに手を洗うように心がけましょう。

様々なウイルスに感染するおそれのある医療従事者は、とにかく手を洗い、アルコール製剤で手指の消毒を行っています。

(アルコール製剤による手の消毒も、インフルエンザウイルスには効果があります。)

原始的な方法に思えますが、石けんによる手洗いは感染症対策の基本なのです。

適度な湿度を保つ

喉粘膜イラスト
喉粘膜イラスト
引用元:もんじゅのホームページ

空気が乾燥すると、のどの粘膜が弱くなります。

しかもインフルエンザウイルスは、寒くて乾燥した状態を好みます。

室内では加湿器などを使って、適切な湿度(50~60%)を保つことも効果的です。

十分な睡眠とバランスのよい食事

免疫力が弱っていると感染しやすくなったり、症状が重くなったりするおそれがあります。

免疫力を高めるために、十分な睡眠バランスのよい食事をとるよう日ごろから心がけましょう。

混みあう場所への外出を控える

駅の混雑画像
引用元:南方網

インフルエンザが流行し始めたら、なるべく人混みや繁華街への外出を控えましょう。

どうしても外出しなければならない時は、不織布製のマスクを着用するようにしましょう。

不織布(ふしょくふ)とは、繊維や糸などを織らずに、熱や化学的な作用で接着して作られた布です。

不織布製のマスクには、ある程度、飛沫感染を防ぐ効果があります。

 

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インフルエンザにかかったら?

早めに医療機関へ行きましょう

インフルエンザかもと思ったら、早めに医療機関を受診しましょう。

診察イラスト 引用元:マイナビニュース

ただし発熱してから12時間未満の場合は、インフルエンザだったとしても、検査の結果が陽性にならないことがあります。

インフルエンザの検査をするなら、発熱後12時間以上たってからをおすすめします。

幼児や高齢者、持病のある方、妊娠中の女性は、肺炎や脳症などの合併症が現れたり、重症化するおそれがあるので特に早めに受診しましょう。

以下の症状がある時は、すぐ病院へ行きましょう。

・けいれんしたり呼びかけにこたえない

・呼吸が速い、または息切れがある

・呼吸困難、苦しそう

・顔色が青白い

・おう吐や下痢が続いている

・症状が長引いて悪化してきた

・胸の痛みが続いている

安静にする

眠る人イラスト
引用元:忍者ブログ

とにかく安静にして十分な睡眠をとりましょう。

水分を補給する

高熱による発汗で脱水症状になるおそれがあるので、こまめな水分補給が必要です。

医師の指示通りに薬を飲む

診察した医師が必要と判断すれば、抗インフルエンザウイルス薬が処方されます。

看護師・薬イラスト

この薬は、発症から48時間以内に飲み始めれば、発熱期間は通常より1、2日短縮され、他の人にうつす可能性も減少します。

ただし、症状が出てから48時間を過ぎて飲み始めたときは十分な効果は期待できません。

薬は、用法・用量・飲む日数などを自分勝手に変えず、医師の指示を守って飲みましょう。

異常行動に注意する

平成21年~29年の間に、抗インフルエンザウイルス薬を飲んだあとの異常行動とみられる転落死が、8件報告されました。

最近では、それらの薬を飲まなくても異常行動が起きた例が報告されています。

異常な状態の男の子イラスト

引用元:好きなことまとめ

幼い子どもや未成年者がインフルエンザにかかったら、薬の種類や服用の有無に関係なく、異常行動には厳重な注意が必要です。

具体的な対策は以下の通りです。

少なくとも治療開始後2日間は幼い子どもや未成年者を1人にしない。

⑴高層階の住居の場合

・玄関やすべての部屋の窓のカギを閉める。

・ベランダのない部屋で寝かせる。

・格子窓の部屋があれば、そこで寝かせる。

⑵一戸建ての場合

⑴に加え、できるだけ1階で寝かせる。

 

インフルエンザとインフルエンサー

ところで、近年「インフルエンサー」という言葉をよく耳にするようになりました。

インフルエンザによく似た言葉の響きに、一瞬ドキッとしますね。

インフルエンサー歌画像
引用元:ツイ速まとめ

英語でインフルエンス(influence)は“影響を及ぼす”とか“感化する”という意味です。

したがって、インフルエンサー(influencer)とは「世間に大きな影響力を与える人物」のことを言います。

この言葉は、ブログの利用者が増えた2007年ごろから、よく使われるようになりました。

カリスマブロガーと呼ばれる人物が発信する情報が、大きな影響力を持つようになったからです。

ブログを表す画像
引用元:半自由人

一方のインフルエンザは、16世紀のイタリアで名づけられました。

当時は、病原体の伝染が感染症をひき起こすとは知られておらず、多くの人は汚れた空気が感染症の原因と考えていました。

冬になると流行し始め、春になると流行が終わることから、当時の占星術師らはこの病気が「星の動きや寒気などの影響」で発生すると考えていました。

このことから、イタリア語で影響を意味するインフルエンザ(influenza)と名づけたのです。

昔の病院内写真
引用元:LA RAZON

18世紀にイギリスでインフルエンザが流行したのちに、この言葉が世界的に使用されるようになりました。

「影響」という同じ語源から生まれた「インフルエンザ」と「インフルエンサー」

インフルエンサーの影響は受けても、インフルエンザの影響は受けたくないものですね。

カゼとインフルエンザも似ていますが、おかしいなと思ったら、ひどくならないうちに医療機関を受診しましょう!

 

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