道の駅「のと千里浜」に置かれていた砲弾!誰が、なんのために!?

日本で唯一、一般の自動車やバスが砂浜を走れる海岸線「千里浜」(石川県羽咋市)

冬の朝、道の駅に出勤した従業員は、入り口付近に砲弾が置かれているのを目にしました。

いったい誰が、なんのために置いたのでしょうか・・・

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置かれていた鉄の塊は砲弾だった!

砲弾発見のニュース画像
引用元:テレビ朝日

砲弾が見つかった現場は、のと里山海道千里浜インターチェンジそばの「道の駅のと千里浜」

2018年1月18日、午前8時半ごろ出勤した従業員は、従業員出入り口付近に砲弾が置かれているのを見つけました。

発見現場の地図画像
引用元:2018年1月19日の北國新聞朝刊

弾頭を上にして立てた状態で置かれた砲弾は、長さ約36cm、直径約12cmの大きさで、かなりサビていたそうです。

砲弾写真

引用元:2018年1月19日の北國新聞朝刊

発見の前日17日、道の駅は定休日でした。

実はその日に休日出勤した従業員も、鉄の塊のようなものを目にしていました。

しかし、それがまさか砲弾であるとは思わず、その時は見過ごされていたのです。

従業員出入り口付近には防犯カメラが設置され、ドアを開けると自動的に写真が撮影されるようになっていました。

その従業員が、午前7時34分に出勤した際の写真には、入り口付近の縁石のそばに確かに砲弾の影が写っていました。

防犯カメラ画像

引用元:2018年1月19日の北國新聞朝刊

しかし、16日の午後6時に従業員が帰る際の写真には、砲弾は写っていませんでした。

防犯カメラの画像

引用元:2018年1月19日の北國新聞朝刊

このことから、砲弾が置かれたのは16日の夜から17日の朝にかけてとみられています。

この道の駅には、従業員出入口の防犯カメラのほか、施設の中や外を24時間撮影できる防犯カメラが、8台も設置されていました。

にもかかわらず、砲弾が置かれた場面をとらえたカメラは1台もなかったのでした。

所轄の羽咋署は、この8台のカメラの映像の中に不審な人や車が写っていないか、さらに詳しく調べています。

店内は一時騒然!臨時休業に・・・

通報イメージイラスト
引用元:モンストニュース速報

砲弾を発見した約1時間後、従業員は羽咋署に通報しました。

通報を受けた羽咋署は、石川県警を通じて砲弾の写真を自衛隊に送りました。

同日10時55分ごろ、自衛隊はその砲弾が爆発する可能性が低いことを確認しました。

道の駅は、その日通常どおり営業を始めていましたが、中にいたお客さんや従業員が一時騒然とした雰囲気になったため、午前10時ごろには臨時休業としました。

この臨時休業にともない20~30万円の損害をこうむった道の駅は、羽咋署に被害届を出しました。

悔しい店員イメージ画像
引用元:あなたの弁護士

結果的に営業妨害となったことから、砲弾を置いた人物は威力業務妨害に問われる可能性もあります。

ドライブ中に立ち寄った道の駅の思わぬ臨時休業に、落胆するお客さんの姿も見られました。

道の駅の野間仁駅長は、

「楽しみにして寄っていただいたお客さんに申し訳ない。」

と戸惑いを隠せませんでした。

次の日からは、通常通り営業が再開されましたが、

「誰がなんの目的で置いたのかわからないが、本当に迷惑な話だ。」

という近隣住民の声も聞かれました。

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砲弾は不発弾だった!

自衛隊写真
引用元:グーブログ

羽咋市で見つかった砲弾の写真は、名古屋市にある陸上自衛隊第10師団に送られました。

写真を確認した第10師団によれば、砲弾は旧日本軍のものではないかということです。

その砲弾には、大砲から発射された傷跡が残っていました。

ですが、なんらかの影響で爆発しなかったのか、砲弾の中の起爆装置は残っていました。

いわゆる不発弾というものですね。

砲弾写真
引用元:広瀬院長の弘前ブログ

長い間どこかで保管されていたと見られ、爆発する可能性は小さいと判断されましたが、起爆装置がある以上100%爆発しないとは言い切れません。

安全性を考慮して、京都市の陸自中部方面隊第103不発弾処理隊が、羽咋署から砲弾を回収しました。

このような不発弾は、工事作業員がかつて空襲のあった地域で見つけたり、住民が古い民家や倉庫を整理する時に見つけることが多いそうです。

砲弾写真
引用元:旧聞since2009

石川県内でも昨年1年の間に、神社や民家、空き地などから、砲弾や銃弾が計150発も発見されています。(石川県警調べ)

不発弾の発見は珍しいことではないとしながらも、陸自第10師団の担当者は、

「道の駅に砲弾が置き去られたというのは聞いたことがない。」

と、今回の異例の事態について話しています。

道の駅のと千里浜ってどんなとこ?

道の駅のと千里浜画像
引用元:道の駅

砲弾が置かれていた「のと千里浜」は、石川県羽咋市千里浜町にある道の駅です。

大型車6台、普通車155台が収容できる駐車場があり、美しい千里浜の海岸に面しています。

一般の自動車やバスが砂浜を走れる海岸線は、日本でもこの千里浜だけです。

千里浜ポスター
引用元:オスカーの家ブログ

この地は、能登や加賀、また古くは越中国と呼ばれていた富山県にも接していたため、多様な文化や伝承が遺されています。

春には山の幸、夏は海水浴や潮干狩り、秋はおいしい米、冬は海の幸とイノシシに舌鼓と、1年を通じて楽しむことができます。

雄大な能登の里山里海は世界農業遺産にもなっています。

不審なものを見つけたらすぐ通報!

不審船画像
引用元:産経ニュース

能登のほうでは、砲弾以外にも不審船不審人物などの発見が相次いでいます。

海岸に漂着した不審な船の中から、軍人しか身に着けない迷彩柄のズボンが出てきたり・・・

能登町のホームページでも、

「最近、日本各地で北朝鮮籍と見られる不審船・不審人物が多数発見されています。

不審船等を目撃した時は近づかずすぐに通報してください。」

と注意をうながしています。

・漂着した不審船や人を発見した場合
110番へ通報

・海上にいる不審船を発見した場合
118番へ通報

※118番は、日本における海上での事件・事故の緊急通報用電話番号です。


引用元:ごーやどっとネット

今回の砲弾も、誰がなんのために置いたのか、まだわかっていません。

私たちの生活とはかけ離れたものや出来事に遭遇し、それが何を意味するかわからないと、不気味で不安になりますよね。

能登の自然が安心して楽しめる場所であるよう、砲弾であれ不審船や不審人物であれ、不審なものを発見したら、すぐに通報するようにしましょう!

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