片頭痛は子どもにも。痛みの誘因を探るには「日記」が有効!

カゼでもないのに子どもが頭痛を訴えると心配になりますよね。

その頭痛、もしかして片頭痛では?

子どもが片頭痛になることは意外と多いのです。

なぜ片頭痛になるのか、またそんな時はどうすればよいのでしょうか?

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片頭痛の症状は?

片頭痛は、片方もしくは両方のこめかみから目のあたりにかけて、ズキンズキンと脈打つように痛むのが特徴です。

何らかの理由で拡張した頭の血管が、周りにある神経とこすれて痛むという説もありますが、詳しい原因はまだわかっていません。

痛みは、症状が出はじめてから1~2時間でピークに達し、4~72時間くらい続きます。

頭が痛い女性画像
引用元:進撃の巨人速報

頭痛が起きる頻度は、月に1~2回のパターンが多いのですが、なかには週に1~2回起きる人も。

少しでも頭を傾けたり、体勢を変えたりするだけでも痛みが強くなり、仕事や勉強、家事などができなくなることもあるほどです。

そんな痛みに加えて、吐き気がともなったり、実際に吐くことが多いのも片頭痛のつらい症状の1つ。

また、ふだんは気にならない程度の光でもまぶしく感じたり、音をうるさく感じたり、においをきつく感じたりすることもあります。

頭の痛い女性写真
引用元:ココマガ

片頭痛が起きる前に、目の前にチカチカ、ギザギザした光が現れることがあります。

視野の真ん中にキラキラした歯車のようなものが現れ、徐々に大きくなっていく閃輝暗点(せんきあんてん)という特徴的な前兆もあります。

これらの前兆は一般的によく知られているかもしれませんね。

しかし、実はこの症状が起きる人は全体の20~30%。

もっとも多く起きる前兆は、首筋や肩のこり、生あくびといった見過ごしやすい症状なのです。

肩こり男性画像
引用元:CMチューブ

ごくまれにですが、言葉が出てこなくなったり、一時的に身体の半分がマヒするという前兆もあります。

頭痛の見わけ方!

カゼや発熱のとき以外に起きる頭痛には、おおまかに言うと2種類あります。

頭の痛い子ども画像
引用元:ゴルフ10ポイント

1つは一次性頭痛。

原因となるような病気がないのに頭が繰り返し痛くなる慢性の頭痛です。

もう1つは二次性頭痛。

脳腫瘍、髄膜炎、クモ膜下出血など、脳や他の病気の症状として出てくる危険な頭痛です。

子どもに二次性頭痛が起きることはめったにありませんが、一次性頭痛になることはあります。

頭が痛いのび太君画像
引用元:ボケて

一次性頭痛は、さらに片頭痛緊張型頭痛に分けられます。

痛みが強く体を動かすと悪化する片頭痛に対し、緊張型頭痛はジワジワした痛みが長く続きますが、片頭痛ほど強くないのが特徴です。

子供たち画像

ところで、片頭痛は男性よりも女性に多いイメージがないでしょうか。

確かに、成人では患者の75%が女性ですが、思春期前の子どもでは患者の男女数がほとんど同じなのです。

女性ホルモンが片頭痛に関係している場合もあるので、成人では生理でホルモンの影響を受ける女性に患者が多くなるのかもしれません。

また、子どもの片頭痛は大人よりも持続時間が短く頭の両側に起きることが多いという特徴があります。

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誘因を探るには「日記」が効果的!

笑顔の子供たち画像
引用元:安田学園中学校

学校の調査によると、子どもが片頭痛を発症する確率は、中学生で4・8%、高校生で15・6%にものぼっています。

子どもの発症は、想像以上に多いということですね。

母親に片頭痛がある場合、50%以上の確率で子どもが片頭痛になることから、遺伝性の強い病気であることも知られています。

小学生の女の子写真
引用元:シロの部屋

片頭痛は、学校生活や心理的な問題とも関係していることが多く、それらの問題が改善するだけで症状が軽くなることもあります。

また生活リズムが乱れることで、片頭痛を起こしやすい体質になるという説も。

特に、睡眠不足は片頭痛の誘因の1つになりますが、厄介なことに寝すぎても発作を引き起こすことがあるのです。

できれば毎日7.5時間ほどの睡眠をとるよう心がけましょう。

眠い女の子画像
引用元:ねっとらん

そのほかにも片頭痛の誘因は、気圧や季節によるもの、光や匂い、音などの刺激、ホルモンバランスの乱れ、生活習慣やストレスなど、さまざまなものがあります。

チョコレートやチーズを食べたり、赤ワインを飲んだ後に発症するケースも。

このようにたくさんの誘因がある中で、自分の片頭痛はどんなことが誘因になっているのか。

それを知るには日記をつけることが有効です。

日記帳イラスト

日記をつけていると、発作が起きた日や時間、出来事などがわかるため、起こるパターンや誘因を分析しやすくなるのです。

自分の心を見つめるのにも役立つ日記は、片頭痛の予防以外にも思わぬメリットをもたらしてくれるかもしれません。

日記をつけることを習慣にしてみてはどうでしょうか。

片頭痛の治療は?

さまざまな原因からなる片頭痛ですが、治療は鎮痛剤の内服が中心です。

鎮痛剤には、すでに起きてしまった炎症を抑える働きがあります。

子どもの片頭痛に使われる鎮痛剤は、有効性や安全性が高いと言われるイブプロフェンアセトアミノフェンが主です。

薬画像
引用元:アイドラックマート

これらの鎮痛剤が効かない場合には、トリプタン製剤という薬が使われます。

トリプタン製剤は鎮痛剤のように炎症を抑えるだけでなく、脳の血管と神経に作用して、片頭痛の根本的な原因を取り除くことができるのです。

トリプタン製剤の中でも、子どもの片頭痛にはスマトリプタンの点鼻薬が有効だと言われています。

しかし、この点鼻薬は使用後に苦みを感じることがあり、嫌がる子どもは多いかもしれません。

点鼻薬使う子ども画像
引用元:めでぃすた

トリプタン製剤の飲み薬としては、リザトリプタンの錠剤が有効とされています。

ですが、基本的にはトリプタン製剤を子どもに使うことはあまり多くありません。

週に何度も発作が起きるなど、日常生活への支障が大きすぎる場合には使用することもあるということです。

鎮痛剤もトリプタン製剤も、頭痛が始まったらすぐに飲むようにしましょう。

薬飲む子ども画像
引用元:おすすめ乳酸菌ランキング

痛み始めてから時間がたち、どうしても我慢できない状態になってから飲んでも、薬の効果が十分に発揮されなくなるのです。

また、片頭痛が起きないよう予防する薬もあります。

4種類ある予防薬は、それぞれ作用の仕組みが違うので、1つずつ試して自分に合うものを見つけるのが良いようです。

予防薬は、頭痛の頻度が多すぎたり痛みが強すぎるなど症状がひどく、必要と判断された場合に使用されます。

吐き気をともなう時は、吐き気止めを処方されることもあります。

学校での子供たち画像
引用元:マーミー

つらい片頭痛が始まると憂うつな気分になることでしょう。

しかし片頭痛は、生活を見直したり薬を飲んだりすることで、大きな支障なく生活できる病気です。

子どもがひどく頭を痛がると心配になりますが、本人も家族も症状や状態をよく観察して、かかりつけの医師に相談するなど適切に対処してあげたいですね!

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