同僚女性の両足開かせ宴会芸強要。福岡県警元警部補2人に有罪判決

性犯罪

職場の懇親会で、部下の女性警察官の体を無理やり触ったとして、強制わいせつの罪に問われていた福岡県警の元警部補2人。

2018年10月31日、福岡地裁は2人に執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。

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事件の概要

2015年9月18日の夜。

福岡市中央区の居酒屋でのことです。

事件当時、福岡県警留置管理課に所属していた58歳の元警部補と、59歳の元警部補。

2人は、居酒屋での懇親会で、40代の女性警察官の体を無理やり触ったとされています。

怯える女性イラスト
引用元:ただのえ

起訴状によれば、まず59歳の元警部補が女性の後ろにまわり、女性を羽交い締め。

58歳の元警部補が、引き倒された女性の両足を無理やり広げさせ股間を押し当てました。

その様子を撮影している課員もいたそうです。

福岡地裁での被告人質問で、58歳の元警部補は女性の足をつかんだことを認め、

「邪魔だったからどかそうとした。

開いてはいない。」

と供述。

周囲からはやし立てられて腰を動かしたとしながらも、

「(それ以上は)冗談で済まなくなる。

そんなことはしない。」

と述べました。

そして、2人はともに、あくまでも冗談のつもりでわいせつの故意はないなどと起訴事実を否認。

無罪を主張しました。

 

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逆らえなかった部下たち

威圧的な上司イラスト
引用元:ただのえ

懇親会を行っていたのは、福岡県警留置管理課の護送係。

その会には16人が参加していました。

両被告の弁護側によれば、懇親会では以前から、氷や肉を口移ししたり、男性同士が性行為の真似をするということが行われていたそうです。

そのため、

「今回もこうした宴会芸の一環で、性的な意図はなかった。」

と主張。

しかし検察側によれば、普段から59歳の元警部補が、気に入らない部下に負担の大きな業務を担当させるなどしていたとのこと。

そのことから、同僚たちは被告らに逆らえない雰囲気を感じていたのです。

被害にあった女性も、当初は両被告が上層部に働きかけ、事件をもみ消すのではないかと恐れていました。

パワハラ受ける女性
引用元:ただのえ

しかし女性は、県警は組織的に対応してくれるだろうと思いなおし、告訴に踏み切ったのでした。

女性が県警に被害を申し出たのは、2016年11月。

両被告は2017年3月に在宅で起訴され、依願退職しています。

 

有罪判決

両被告の裁判において弁護側は、

「宴会芸の一環だ。

セクハラではあるがわいせつ行為ではない。」

と無罪を主張。

しかし、2018年10月31日、福岡地裁は、

「被害者の供述の信用性は高く、股間が接触するなどわいせつ行為と認定できる。」

と指摘。

退職していることを考慮して、女性を羽交い絞めにした59歳の元警部補には懲役1年4ヶ月(執行猶予3年)。

女性に股間を押し当てた58歳の元警部補には、懲役1年6ヶ月(執行猶予3年)の有罪判決を言い渡しました。

シンプルに考えて、嫌がっている女性に股間を接触させたらわいせつ行為でしょう。

飲んでいる場だから許されるという甘えは捨てたほうがいいですね。

口移しでも、性行為の真似でも、両被告が2人だけでしている分には問題なかったと思われます。

 

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