抱っこひもで胸に子供抱え自転車運転し転倒。1歳児死亡で母親書類送検

事故当時の姿をイメージしたイラスト 国内ニュース

抱っこひもで胸に1歳の次男を抱え、電動自転車を運転していた母親が転倒し、次男が死亡。

母親が書類送検されました。

子育てに忙しくがんばっていた母親に起こってしまった悲惨な事故です・・・

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事故の概要

2018年7月5日午前8時25分ごろ。

神奈川県横浜市都筑区牛久保1丁目の市道でのこと。

事故は、雨が降る中、幼い兄弟2人を保育園に送り届ける途中に起きました。

自転車事故FNNニュース画像
引用元:FNNニュース

自転車の前にある幼児用座席に長男(当時2歳)を乗せ、次男(当時1歳4ヶ月)を抱っこひもで前に抱えていた母親。

母親はカッパを着用し、左手首には傘をさげた状態で電動自転車を運転していました。

その自転車が転倒。

ヘルメットをかぶっていた長男にケガはありませんでした。

しかし、次男は地面に頭を強く打ち、病院に運ばれるも約6時間に死亡が確認されました。

自転車運転者の事故当時のイメージイラスト
引用元:朝日新聞デジタル

「ハンドルがきかなくなった。」

と話した母親。

母親の手首にさげていた傘が、自転車のフレームと前輪の泥よけの間に挟まってハンドルが動かなくなり、転倒につながったとみられています。

9月14日、神奈川県警は、横浜市都筑区在住の母親(38)を過失致死の疑いで書類送検。

母親は保育士として働いていたそうです。

 

更新情報(不起訴処分)

横浜地検は、10月12日付けで母親を不起訴処分にしました。

処分の理由は明らかにしていません。

 

 

自転車は安全基準を満たしていたが

今回転倒した自転車は、前後に幼児用座席が取りつけられ、幼児2人を乗せる安全基準を満たしていました。

しかし、後部座席には荷物が置かれていたそうです。

幼児を乗せての自転車運転については、各都道府県の公安委員会が、道路交通法に基づく「道路交通法施行細則」を定めています。

そのため住んでいる都道府県によって、規則に微妙な違いがあるとのこと。

細かなルールについては、住んでいる地域の警察庁ホームページなどで確認する必要があります。

神奈川県警道路交通法第14条より

《認められている乗り方》

・2人乗り(運転者1人、幼児1人)
※道路交通法上の幼児は6歳未満

・幼児用座席に幼児を1人乗車させ、16歳以上の者が運転。

・幼児1人をひも等で確実に背負い、16歳以上の者が運転。(3人乗り/運転者1人、幼児2人)

・幼児用座席に幼児を1人乗車させ、幼児1人をひも等で確実に背負い16歳以上の者が運転。

・幼児2人同乗用自転車の幼児用座席に幼児2人を乗車させ、16歳以上の者が運転。

《禁止されている乗り方》

幼児2人同乗用自転車の幼児用座席に幼児2人を乗車させ、幼児1人をひも等で背負って運転。

法令では、幼児2人と母親1人の3人乗りで、1人の幼児をひもで確実に背負った場合は可とされています。

自転車の神奈川県警道路交通法画像
引用元:朝日新聞デジタル

前抱っこが危険な理由については、

  • ペダルを漕ぐ足が赤ちゃんにあたりやすい。
  • 赤ちゃんが動くとバランスが取りづらい。
  • 視界が妨げられやすい。

などがあげられています。

また、抱っこ状態での自転車運転は乗車制限違反となり、2万円以下の罰金または科料が課せられます。

科料(かりょう)
刑罰として、ある金額をとりたてるもの。軽い犯罪に科する。

人それぞれ、さまざまな事情もあると思いますが、子どもの命を守るためになんとかルールを守りたいものです。

 

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骨折に必要な衝撃の17倍の衝撃

東京工業大学で自転車事故予防に取り組む小児科医や研究者のグループの実験画像
引用元:withnews

赤ちゃんをおんぶしたまま自転車ごと転倒した時、赤ちゃんは頭にどれだけのケガを負うのか。

子どもの事故予防に取り組む小児科医や研究者のグループ(NPO法人・Safe Kids Japan”SKJ”)が実験しています。

東京工業大学(東京都目黒区)で、人形の頭や床に仕込んだ計測器を使い、頭の骨が折れる可能性を数値で計測。

東京工業大学で自転車事故予防に取り組む小児科医や研究者のグループの実験画像
引用元:withnews

おんぶした状態や、ひもで前に抱っこしたまま倒れる状態など、さまざまなパターンで実験を繰り返しました。

その結果、自転車で転倒すると、6ヶ月児が骨折するとされる衝撃の基準値を約7~17倍上回る力が頭に加わることが判明。

実験の関係者は、

「安全運転でも、段差でバランスを崩して転んだり、事故に巻き込まれたりする可能性があり、注意には限界がある。

倒れにくい自転車や、倒れても衝撃を和らげる0歳児用のシートなど、ケガの重傷化を防ぐ製品を増やしていくことも必要です。」

と指摘しています。

前抱っこほどではなくとも、自転車で背中におぶっていることも危険だということですね。

 

事故の現場は

事故が起きたのは、神奈川県横浜市都筑区牛久保(つづきくうしくぼ)1丁目市道です。

歩道が整備されている閑静な住宅街で、通学路も安心、夜道の街灯も適度にあって、治安は非常によいといわれる街です。

ネットの反応

このような乗り方はこの母親だけでなく普段小さな子を持つ母親が実際日常的に行っている行為。
何もことさら例外、
人ごととではないはず。

しかし、雨の日も仕事はあり、自転車で抱っこベルトを使いながら保育園に向かうしかない状況、、痛いほど分かるから。しかも母親は保育士さん。

でも危険なんだよ、じゃあどうしたらいいの?一人の母親だけの問題じゃなく、もやは社会問題でもあると思う。

引用元:Yahoo!映像ニュース

不起訴でも母親は一生悩み苦しむことになるんだろうな。
抱っこひも、が問題ではなくハンドルに傘をぶら下げて運転していたのが間違い、これって街でもよく見かけるけどかなり危ない。
前輪に引っ掛かると急ブレーキをかけたのと同じだし、不意に起きるので転倒は避けられない。
傘だけではなく買い物をした袋とかも、大きいと引っ掛かるので注意が必要。

引用元:Yahoo!映像ニュース

この件は罰を与えたところでなんの意味もない。だから不起訴になったのだと思う。母親も死にたいほど反省してるだろうし、世間にこういう運転の危険さも十分知れ渡った。

引用元:Yahoo!映像ニュース

前にも後ろにも子供で自転車こいで…
危ないよ。危ないんだけどさ、そうせざるを得ない状況というか、亡くなったお子さんは本当に可哀想だけど一番辛いのはこのお母さんだよね。自分の行動を悔いて悔いて泣いて泣いて、責める人もいただろうし、責められても責められなくても辛くてそこに追い討ちかけて逮捕起訴とかだともう不憫でならないというかどこまで追い詰めるんだというか…不起訴で良かったと思う。でも良かったと思うのも他人の意見で当人はどう思ったかはわからない。もうそっとしといて欲しい。

引用元:Yahoo!映像ニュース

前に、車で子供を抱っこひもで前に抱えながら運転しているひとを見掛けたことがあり、事故ったらどうするのだろう……と思ったことがある。
今回の事故で、その時の思いを思い出した。
この事故が教訓にならなかったら、子供が浮かばれないね……

引用元:Yahoo!映像ニュース

不起訴より起訴された方が向き合って立ち直るにはいいのではないかと思う。それに裁判記録として専門家とかの意見などが公になることで世間に危険を知らしめる要因にもなるかと。欧米じゃ考えられない決定だと思う。

引用元:Yahoo!映像ニュース

母親を責めたくはないけど、子供抱えてチャリはまだわからなくもない。でもさらに手首に傘引っかけて、となると…母親の意識の問題であって、その背景がどうだろうと関係のない話だと思う。

引用元:Yahoo!映像ニュース

悲しいニュース…
うちも1歳4ヶ月まで歩けなかったので、結局抱っこかおんぶで自転車に乗っていました。
朝は子ども2人いると本当に時間がなくて…
雨の日はなおさら、時間がかかるし…
自転車降りた後、自分が使う用に傘をかけておくこともあり得るなと思います。
ただ、わたしは怖くて雨の日は自転車に乗れません。
電動自転車は車体が重いし、ちょっと滑っただけでも転倒が避けられない気がするので。
時間は倍以上かかりますが、ベビーカーに乗せて保育園に連れて行ってます。
このニュースによって、同じような悲しい事故が減りますように。

引用元:Yahoo!映像ニュース

自分自身、雨の中、子どもを背中におぶって、もう1人の子どもを乗せたベビーカーを押し、傘を差しながら送り迎えをしたことがあります。

時間までに送り届けなければならない。

雨が降っている。

移動手段が限られている。

事故を起こした母親が、子どもを送っていた時の大変さはわかるつもりです。

毎日、本当にがんばっておられたんだと思います。

しかし、悲しいことですがやはりそこに過失があったことは確かです。

子どもを前抱っこして車に乗ることも、自転車に乗ることも、とても危険なこと。

不測の事態が起きた時に真っ先に犠牲になるのは、前抱っこされている子どもなのですから・・・

また、傘を手首にかけることもやはり危険な行為と言えるでしょう。

慌てているのだと思いますが、街では子どもを自転車に乗せてすごいスピードで飛ばして行く人も見かけます。

世のお母さんたちは本当に忙しいと思います。

しかし、自分自身も家族も悲しい事故に巻き込まれないように、できるかぎりの注意を払って欲しいと心から願います。

 

 

大人の不注意で子どもが危険な目に合い、助かる場合もありますがそうでない場合もあります。

子どもが成長するまで、なんとか守ってあげたいものです。⇒

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参考:産経ニュースFNN PRIME朝日新聞デジタル

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